2018年08月26日

ライト文芸・キャラクターミステリー勉強会〜デビューへの道〜オフレポ:第9回ラ研創作会

8月25日土曜日、神保町にあるラノベ作家ファーストさんが運営する「原稿執筆室・カルチャースクール」で、『ライト文芸・キャラクターミステリー勉強会』を行いました!
参加者は18名でした。

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今回はキャラ文芸の人気作家Sさんを講師にお招きして、以下の3つのことについて、話していただきました。

【キャラ文芸】
○ネット小説時代だからこそ。なぜキャラ文芸がオススメなのか
○京都あやかし系は終わり?データで見るキャラ文芸で本当に売れているもの
○プロット分解で見る売れるキャラミステリの作り方

【アマさん向け】
○10日で完成?ガンガン長編を書ききるために。科学的にモチベが400%上がる方法
○下読み経験から見る本当に受賞する小説とは
○急成長を遂げた大企業の人材育成に学ぶ、最短で実力を上げてプロになるために必要な2つのシンプルな力

【プロ向け】
○年に作家が2000人以上輩出される今だから。セルフブランディングする方法
○通過率100%、科学的に見る通る企画の作り方
○メディアミックスするために知っておくべき出版社傾向
○自分が本当に書きたいものを売るために。コネクションの作り方
○仕事が舞い込む作家と仕事に困る作家の違い。

1時間で終えて、その後、持ち寄ったキャラ文芸のプロットの講評会を開くという予定だったのですが……
予想以上にたくさんの質問が飛び交い、なんと講義が3時間もかかってしまいました!

そのため、プロットの講評をし合う時間が取れなくなってしまいました。プロットの意見交換を楽しみにしていた方、申し訳ありません。

講義の内容で、特におもしろかった部分をあげると、仕事が舞い込む作家と、仕事に困る作家の違いですね。
プロとしてずっと活躍していくにはどうしたらよいか?

まず、なろうからデビューしても実績として評価されにくく、キャラ文芸系からデビューするのが、もっとも良いということです。
なろうやラノベは、作品が単体として評価されるのであって、作家が評価される傾向がありません。
なろうから作家デビューしても、出版社のお抱え作家として扱われず、Webでランキング上位をまた取ってくださいと言われ、企画の持ち込みなどを受け付けてもらえません。

これについては、「小説家になろう」とは、いつまでも「小説家になろう」であって、決して「小説家になれた」ではない。と、なかなかうまいことを言う人がいました。

逆にキャラ文芸作家になると、〇〇を書いた●●先生という扱いをされます。
作品単体ではなく、作家として評価される傾向にあるのです。
ファンは●●先生の新しい作品が出ました!となると、こぞってこれを求めます。作品ではなく、作家にファンが付くのです。

ラノベの場合だと、作家ではなく、作品単体にファンが付くので、作家としてキャリアが積みづらい。毎回、毎回、作品単体で勝負しなければならないので大変です。

これは何故かというと、なろうやラノベのファンは、似たような作品を好み、文芸系のファンはオリジナリティのある作品を好むからです。
すると、なろうからデビューしても異世界転生チートハーレムを書いているその他大勢の一人、という扱いをされてしまいます。
逆に文芸では、その作者ならではの持ち味、オリジナリティが求められるので、青春系ミステリーと言えば●●先生。10代の恋愛を書かせたら●●先生。と、作家同士で差別化が起きやすく、作家名を認識してもらいやすいのです。

また、セルフブランディングの重要さも説かれていました。
これは、〇〇と言えば●●先生と強く認識してもらうための方法論です。
例えば、小説だけでなく、イラストも書いているラノベ作家さんがいますが、これもセルフブランディングの方法です。
このような作家さんは他にほとんどいないので、小説だけ、イラストだけを描いている作家さんよりも、名前が売れやすくなります。

Sさんは、セルフブランディングのために、小説だけでなく、作詞もされているということです。
こうすることで、音楽業界にも明るい人、という稀有な人材として認識され、仕事がもらいやすくなる、仕事の幅も広がり、作家として長く活躍できるということです。

ただ、セルフブランディングは、似た業界同士を掛け合わせることが大事で、例えば、カフェを舞台にした小説を書いている人が、コーヒーマニアであることをSNSなどで主張することはブランディングになりますが、山登りが好きなことを発信しても相乗効果が起こりにくく、意味がないということです。

また、「通過率100%、科学的に見る通る企画の作り方」なども教えてくれましたが……
ちょっとネットでは公開しにくいことなので、もし機会があれば、ラ研のオフ会に参加してみてください。
posted by うっぴー at 11:04| Comment(0) | ラノベオフ
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